「ホビット」に「ハリー・ポッター」、豪華キャストの共演作、「アクアマン」最新作まで、辰年に観たいドラゴン映画&ドラマ

コラム

「ホビット」に「ハリー・ポッター」、豪華キャストの共演作、「アクアマン」最新作まで、辰年に観たいドラゴン映画&ドラマ

2024年最初の“ドラゴン映画”は『アクアマン/失われた王国』!


2024年最初の“ドラゴン映画”と言えるのが『アクアマン/失われた王国』(1月12日公開)。南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」から邪悪な力が解き放たれた。海と地上の世界が崩壊の危機に陥るなか、海底アトランティスの王アクアマン(ジェイソン・モモア)が仲間と共に立ち上がる。アクアマンが持つユニークな能力の一つが、5億もの海の生物を操ることができること。予告映像でもサメやシャチ、タコなどの生物が次々と登場していたが、そのなかでも特に、アクアマンが大きなシードラゴンにまたがっている姿が印象的だ。海中で繰り広げられる大迫力のアクションに期待!

実写とアニメでドラゴンが躍動する「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」

また、映画以外にも「ゲーム・オブ・スローンズ」とそこから派生した「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」などドラマシリーズにおけるドラゴンの活躍も印象的。昨年12月からはディズニープラスの「スター」で「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」が独占配信中となっている。本作は空想の世界にふける孤独な少女、ナギ(中島セナ)と、“異世界”ウーパナンタのドラゴン乗りの少年、タイム(奥平大兼)が出会ったことから壮大な冒険が始まる完全オリジナルのファンタジーアドベンチャー大作。ナギが暮らす現実世界を実写、ウーパナンタをアニメで描き、そこで起こる物語を交錯させながら展開していく意欲的な演出がされている。

現実世界と異世界をまたにかけた「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」
現実世界と異世界をまたにかけた「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」[c] 2023 Disney

その見どころの一つとなるのがドラゴンで、タイムの相棒のガフィン(声:武内駿輔)、タイムが憧れる英雄、アクタ(声:新田真剣佑)が乗るイグルといった様々なドラゴンが劇中に登場する。そして、行方不明になったアクタを追ってタイムとガフィンが現実世界にやって来る。アニメだけでなく、3DCGを駆使したリアルなドラゴンが実写映像の中でも躍動し、空を自在に飛び回っているのだ。現在、第5話(※1月4日時点)まで配信中で、後半戦に向けてさらなる盛り上がりを見せている。

危険生物として描かれたり、悪役だったり、登場人物と友情を深めたりと様々な活躍を見せては、観る者を楽しませてくれるドラゴンたち。辰年の2024年は、そんなドラゴンや竜が登場する作品に1本でも多く触れてみてはいかがだろうか?

文/平尾嘉浩

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